骨盤の位置は
左右対称になっていますか?
鏡でボディラインをチェックしたときに、骨盤の左右の高さがずれていませんか。
骨盤のゆがみは、骨盤を支える筋肉や靭帯に問題が生じることで起こる症状です。
とくに女性の方は、妊娠・出産をきっかけとして、骨盤がゆがんでしまうケースが多いです。
骨盤がゆがんでしまうと、腰痛や冷え・むくみなどさまざまな不調の原因になるため、定期的にメンテナンスすることが大切だといわれています。
接骨院では、手技とEMSを組み合わせた施術で、骨盤まわりの筋肉や靭帯にアプローチします。
こちらでは、骨盤の仕組みやゆがむ原因、骨盤矯正の特徴などについて詳しくご紹介しています。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- 左右の骨盤の高さがずれている
- 腰痛で座ることがつらい
- 夏場でも手先が冷えてしまう
- 下半身のむくみがひどい
- 出産前の体型に戻したい
- 出産してから関節が痛む
骨盤の仕組み・ゆがむ理由
骨盤の構造・役割
骨盤とは、身体の中心を支える基盤となる重要な骨格です。
●骨盤の構造
骨盤は3つの骨から構成されています。
・寛骨(かんこつ)
左右で対になっている大きな骨です。
腸骨と坐骨、恥骨という3つの骨が癒合して構成されています。
寛骨は太ももとつながる骨でもあり、寛骨臼(かんこつきゅう)というくぼみに太ももの大腿骨頭(だいたいこっとう)がはまるような構造になっています。
・仙骨(せんこつ)
仙椎(せんつい)という骨の集まりです。
逆三角形のような形で寛骨に差し込まれており、骨盤の中央に位置します。
・尾骨(びこつ)
尾椎という骨の集まりです。
尾てい骨とも呼ばれており、骨盤の最下部にあります。
そして、骨は次のような関節・結合を持ちます。
・仙腸関節(せんちょうかんせつ)
仙骨と腸骨が連結してできた関節です。
多くの関節は「可動関節」ですが、この仙腸関節はあまり動かせないことから「不動関節」と呼ばれています。
・恥骨結合
恥骨結合とは、左右にある寛骨の恥骨部分が結合する部分です。
陰部付近の身体の中心にあり、軟骨円板によってつながっています。
●骨盤の役割
骨盤には、おもに次のような役割があります。
・身体を支える
骨盤は、背骨と下半身をつなぐ骨格です。
上半身の重みを支えつつ、下半身からの衝撃も受け止めています。
・内臓を守る
骨盤は、内臓を取り囲むように腰部をぐるりと一周した骨格です。
骨盤の内側には、腸のS字結腸や直腸、膀胱、尿道などがあります。
さらに女性の場合は、妊娠・出産するための卵巣や子宮なども備わっています。
骨盤は、これらの組織を外部の衝撃から守る役割があります。
・出産をサポートする
女性の骨盤は、男性よりも丸みを帯びており、妊娠・出産に適した形になっています。
妊娠すると女性ホルモンのはたらきによって筋肉や靭帯が緩み、赤ちゃんがおなかのなかで成長するスペースができます。
また、骨盤が緩むと、出産の際に赤ちゃんが産道を通りやすくなります。
骨盤がゆがむ原因と引き起こされる症状
骨盤がゆがんでしまうと、どうなってしまうのでしょうか。
●「骨盤がゆがむ」という状態とは
「骨盤がゆがむ」というのは、骨そのものが変形することではありません。
骨盤の骨は、筋肉や靭帯、関節などによって支えられています。
骨盤のゆがみは、なんらかの原因で「筋肉がアンバランスになる」「靭帯が緩む」ことによって、骨盤の向きが傾いたりねじれたりすることを指します。
●骨盤がゆがむ原因
骨盤がゆがむ原因として、次のようなことが考えられます。
・筋力の低下
運動不足や加齢によって筋力が低下すると、上半身を支える力が弱まります。
その結果、正しい姿勢を維持しにくくなり、骨盤が前後に傾いたり、左右にずれが生じたりして、ゆがむことがあります。
・普段のくせ
「足を組む」「片側に体重をかける」くせがあると、骨盤まわりの筋肉がアンバランスな状態となり、骨盤のゆがみが起こりやすくなります。
・妊娠・出産
女性の場合、妊娠・出産にともなう女性ホルモンの変化により、骨盤まわりの靭帯が緩みます。
そして、出産後にそのまま緩んだ状態が続くケースも少なくありません。
また、妊娠中はおなかが大きくなり、身体の重心が後ろに傾きやすくなっています。
その状態を続けることで、骨盤が後ろにゆがんでしまうことがあります。
●骨盤のゆがみが招く症状
重要な骨格である骨盤のゆがみは、さまざまな症状を引き起こす原因になる場合があります。
・腰痛
骨盤は、背骨を支える骨格です。
骨盤がゆがんでしまうと、背骨をバランスよく支えられず、腰の筋肉に負担がかかり、腰痛が起こることがあります。
・冷えやむくみ
骨盤のゆがみによって内臓の位置がずれてしまうと、代謝が落ち、冷えやむくみの原因になる場合があります。
・O脚やX脚
骨盤がゆがむと、骨盤と連結する足にもその影響が及び、O脚やX脚のような足のゆがみが起こりやすくなります。
骨盤矯正とは
骨盤矯正の特徴
骨盤矯正は、骨盤のゆがみに特化した施術です。
通常の骨盤矯正のほかに、産後骨盤矯正もあります。
●骨盤矯正
骨盤矯正は、ゆがんでしまった骨盤に対するアプローチ方法です。
骨盤がゆがんだ状態が続くと、さらに周辺の筋肉や靭帯、関節に負担がかかり、痛みやこりなどの不調が出やすくなります。
当院では、さまざまな施術を組み合わせて、骨盤まわりの筋肉や靭帯、関節などを刺激し、不調が起こりにくい身体を目指します。
●産後骨盤矯正
産後骨盤矯正は、出産によってダメージを受けた骨盤まわりをケアする施術です。
妊娠・出産の際、とくに骨盤の底でハンモックのように内臓を支える「骨盤底筋群」という筋肉の集まりに負担がかかるといわれています。
それは、赤ちゃんと胎盤、羊水の重みを出産するまで支えつづけているからです。
産後骨盤矯正では、妊娠・出産によって傷ついた骨盤底筋群を中心に、骨盤のゆがみに関係する組織を施術します。
産後骨盤矯正を始めるタイミングは、人それぞれです。
女性ホルモンの影響で靭帯がやわらかくなっている産後1か月〜数か月がおすすめですが、出産から数か月経過してからでも行えます。
出産後は育児で忙しくなかなか時間をつくりにくいかと思いますが、産後骨盤矯正を受けることで産後特有の不調の予防にもつながります。
骨盤矯正の効果
骨盤矯正・産後骨盤矯正には、次のような効果が期待できます。
●骨盤矯正の効果
・腰痛の緩和
骨盤まわりの筋肉のバランスが良くなると、姿勢が安定しやすくなるため、腰痛の緩和が期待できます。
・冷えやむくみの緩和
冷えやむくみは、骨盤のゆがみによる内臓機能の低下が関係していることもあります。
骨盤まわりの筋肉のアンバランスさが解消され、内臓が本来の場所に戻ると、冷えやむくみといった症状が和らぐ可能性があります。
・生理痛の緩和
骨盤まわりがゆがんでしまうと、下垂した内臓によって子宮や卵巣が圧迫され、生理痛がひどくなることがあります。
骨盤矯正によって子宮や卵巣への負担を減らすことで、生理痛の緩和が図れます。
●産後骨盤矯正の効果
・痛みの緩和
出産後は骨盤が不安定な状態が続くため、腰痛や恥骨あたりの痛み、関節痛などが起こりやすいです。
産後骨盤矯正では、骨盤まわりの組織を刺激し、早く骨盤が安定するようにサポートします。
・尿もれの防止
骨盤底筋群は、排尿をコントロールする役割もあります。
そのため、出産によって傷ついてしまうと、尿もれが起こりやすくなります。
産後骨盤矯正では、骨盤底筋群に対するアプローチも行うため、尿もれが気になる方にもおすすめです。
・ぽっこりおなかの解消
産後は、骨盤まわりの筋肉がダメージを受けており、骨盤を支える力が弱くなっています。
そのため、広がった骨盤を引き締めることができず、ぽっこりおなかになりやすくなります。
産後骨盤矯正では、ダメージを受けた骨盤まわりの筋肉にアプローチすることで、ぽっこりおなかの解消を目指します。
やぐち接骨院の骨盤矯正
施術内容
当院の骨盤矯正の内容について詳しくご紹介します。
●手技×EMS
当院の骨盤矯正では、おもに手技とEMSを組み合わせた施術を提供します。
手技とは、施術者の手をつかって行う施術方法です。
手の感覚を頼りに問題が生じている箇所を探し、揉む、叩く、さするなどの方法をつかいわけてアプローチします。
EMSとは、「Electrical Muscle Stimulation」(電気的筋肉刺激)の略称です。
電気刺激によって筋肉を動かし、無理なく骨盤まわりのトレーニングを行います。
●痛みの少ない施術
当院は、痛みが少ない施術にこだわっています。
わざと骨をバキバキと鳴らすようなやり方は行いません。
リラクゼーションのような心地よい時間を過ごしていただけるように配慮しています。
●一人ひとりに合わせたプログラム
骨盤のゆがみ方は、人それぞれ異なります。
当院では、ゆがみの原因やゆがみ方を確認したうえで、一人ひとりに合ったプログラムを提供します。
●骨盤矯正がおすすめの方
骨盤矯正は、反り腰で腰に負担がかかっている方や、産後の方などにおすすめです。
とくに、産後は骨盤が開いた状態が長引くと、太りやすくなるといわれています。
なるべく産後すぐに骨盤矯正を行うことで、妊娠前の体型に戻しやすくなります。
骨盤矯正に関するQ&A
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骨盤がゆがむ原因はなんですか?
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筋力の低下や日常生活のくせ、妊娠・出産などが考えられます。
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骨盤矯正とは、どのような施術ですか?
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手技とEMSによって、骨盤のまわりにある組織にはたらきかける施術です。
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産後の骨盤矯正はいつから始めたらいいですか?
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出産後なるべく早く始めたほうがいいといわれています。
医師と相談のうえ、問題ないようであれば産後1か月ごろから始めましょう。
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骨盤矯正にダイエット効果はありますか?
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骨盤矯正を行うだけで、痩せられるとは限りません。
ただ、開いた骨盤が引き締まることで、下半身がスッキリとした印象になることはあります。
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骨盤矯正にはどのようなメリットがありますか?
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腰痛や恥骨痛、冷え・むくみ、生理痛などが緩和しやすくなるというメリットがあります。
施術一覧
MEDICAL
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温熱療法
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テージ療法
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当院のご紹介
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